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ガリバーが生んだミュータント♪NEC A-10Ⅱ(アーカイブ)

ガリバーが生んだミュータント♪NEC A-10Ⅱ
2008/4/23(水) 午前 1:43  オーディオばか戦記★アンプ激闘史  オーディオ

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このアンプをご存知だろうか?

今から遡ること25年前の1983年に発売された国産プリメインアンプである。

「なんで、あんた今頃そんなもん、、、」 と言うなかれ。

なんと、このプリメインアンプ、コンピューターなどエレクトロニクスのガリバー企業、NECが
1982年、突如として発売したコンシュマー向けオーディオ・プリメインアンプ「A−10」の
2代目モデルである。

まさに、ガリバー(NEC)が生んだミュータント(突然変異体)である。

当時、NECはコンピューター分野では国内有数の地位を築いていたが、
コンシュマー向けオーディオ機器については、無名に近い存在であった。

そこで登場したA−10、当初はオーディオとしてのブランドイメージが全くなかったため、
誰も気にも留めない存在であったが、一部のオーディオファイルから評判が広まり、
オーディオ評論家の故・長岡鉄男氏がA−10シリーズを高く評価したころから一躍脚光を浴びることとなった。

小生、当時はセパレートアンプの“組み合わせの妙” を体感したばかりで、
目線は完全にプリアンプとパワーアンプに行っていたので、
オーディオ仲間の何人かが 「今度でたNECのA−10は凄いらしいよ」 と話題にしても、
「えぬぅ、い〜、し〜 のプリメインアンプぅ〜。。はっはっはっ〜アホラシぃ〜」
と馬鹿にして試聴することもなかった。

まったくもって、若気の至りである。

A−10シリーズについては、いまだにコアなファンが多く、小生が中途半端に書き連ねるよりも、
以下サイトで徹底的に掘り下げているので、興味のある方はご覧になっていただきたい。

「A−10 HISTORY」
http://www.geocities.jp/freak_audio/A-10HISTORY.htm
「ダイナミックテストを飾った名機たち」
http://homepage2.nifty.com/2001odakun0801/subdtestA10.html

A−10Ⅱの大きな特徴は、プリメインアンプの水準を遥かに超えた強力な電源部があげられる。
これは、「リザーブ?電源」と呼ばれる電源部で、2系統の電源部で構成されており、
大出力時には電源供給能力をアップすることにより、プリメインとしては強力無比のパワーを実現していた。

その電源部の実力は凄まじく、
8Ωでのダイナミックパワーが70W+70Wなのに対し、4Ωでは140W+140W、
2Ωでは280W+280Wと、リニアに変化し理論値どおりのパワーを実現していた。
また、重量24Kgに及ぶ、焼結合金やアルミ無垢材で構成された頑強なコンストラクションは、
プリメインの枠を大きく超える存在であった。

先般、ヤマハのプリアンプC−2を使用することで、昔のアンプの実力に驚かされたことは既述したが、
では、かつて見向きもしなかった 「A−10」 はどうだろうか、と急に確かめてみたくなった。

だったら、もうヤフオク直行である。

結構、程度よさげな2代目のA−10Ⅱを安価(2万以下)で落札することができた。
小生は、このA−10Ⅱをパワーアンプとして使ってみようと思ったのである。
都合のよいことに、パワー部にダイレクトインできる構造である。
まぁ、ある意味A−10Ⅱは、パワーアンプのオマケにプリがついている、、、とも言えるが。

世間では初代A−10のほうが高評価ではあるが、
その要因は、フォノ系が充実しているプリ部によるところが多く、2代目はフォノは簡略化されたものの、
パワー部はより充実し信頼性も向上、剛構造設計も初代のそれと比較して、かなり熟成・進歩した。
小生、パワーアンプとして使用するにはA−10ⅡまたはA−10Ⅲが妥当と判断し、
ヤフオク探査をしたのである。

早速届いたA−10Ⅱはサイドパネルに点状の錆が散見されるものの、フロントパネルも傷や痛みはなく、
100%近くは球切れしているパワースイッチも問題なく点灯した。
動作状態はかなりよさそうである。

いつも通り、徹底的にクリーニングしたら、写真のようにキレイになった。

さて、この定価10万円そこそこの大昔のプリメインアンプが、
小生のシステムの中で、いかなる実力を見せるのかは、また後日書き綴ることにしよう。

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