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最強 “A” を越えるのは、最終 “A”! 、究極のオールドレビンソン♪

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“オールドレビンソン”

そのサウンドに尊敬と畏怖の念をこめて、いつしか、そう呼ばれるようになった一連の初期マークレビンソン・アンプ群。昨今のマークレビンソン製品(マドリガル社)とは一線を画する、“狂気と耽美”のサウンドが、そう呼ばせているのかもしれない。

そんなMLAS(Mark Levinson Audio Systems)時代、様々なプリアンプの傑作が、この世に輩出されている。

それでは、オールドレビンソン・プリの最高傑作と言えば何であろう?

オールドレビンソンには実に思い入れの深いオデオファイルが数多いる。多くのオデオ評論家にも愛用者が多く、それだけ惹きつける魅力に満ち溢れているのだろう。各々に、「コレが一番!!」と思う製品も各々異なるのだが、大別すると、以下の5つのモデルではないだろうか。

●リチャード・S・バウエン(ディック・バウエン)が設計したモジュールを搭載したLNP1や初期LNP2

●バウエン社モジュールからマークレビンソン・オリジナルモジュールに変更されたLNP2L

●LNP2の自社製モジュールを設計したジョン・カールの手による初の薄型プリJC-1、そしてその改良型ML-1L

●究極のプリを目指しモノラルプリ化したML-6、その後継のML-6AL&ML-6BL

●カード式のオープン・モジュールを搭載したトム・コランジェロの最高傑作とも言えるML-7L

いずれのモデルも、小生、過去幾度となく聴いているが、いずれも「名器」の名に違わぬ傑作ぞろいである。

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では、小生にとってのベスト・オールドレビンソンとは何か?

これまでは、自宅で愛用しているオールドレビンソンの最終期(設計はMLAS時代のトム・コランジェロ、発売は新体制のマドリガル・オーディオ・ラボラトリーズ)に発売されたML-10A(L)、その強化電源トランスバージョンだ。

そのサウンドは、持ち込み比較試聴したML-7Lを多くの点で上回るものであった。オリジナルML-10Aでは、中域の密度感とリアリティではML-7Lを凌ぐものの、高域の情報量や解像度、低域のトルク感などではML-7Lにアドバンテージがあった。

しかし、愛用のML-10A(改)バージョンではそれらを見事にクリアする。DSDた24Bit/192kHzといったハイレゾPCM音源への対応も念頭に入れると、LNP2やML一桁シリーズではカバーできない幅広い音源に対応することができる、唯一無二の最強オールドレビンソンだと自負している。

ところが、、、、、そんな、ML-10(改)ですら凌駕するオールドレビンソンに遭遇したのだ!!

その機種こそ、MLASでのトム・コランジェロの最後のプリアンプ作品となる「ML-7A(L)」だ。小生が試聴したのは、Lの付かない米国仕様のML-7Aである。名機ML-7Lをベースに、なんと105ヶ所にも及ぶ改良を加えて開発されたML-7Lの発展形~最終形である。

モノラルプリのML-6BLを除けば当時のレビンソンのトップモデルで、価格も185万~220万(為替変動により変動)と目玉が飛び出しそうな金額であった(笑)今回、都内の某USEDオデオ専門店で、パワーアンプがNO.20.6L、スピーカーがJBL K2 M9500との組み合わせで試聴させていただいた。

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このML-7AL、ML-6BLとともに1985年(日本発売は86年か?)に発売されたのだが、当時、マークレビンソンの体制は、ご本人のマーク・レビンソンとトム・コランジェロが退社した新生マドリガル・オーディオ・ラボラトリーズ(1984年~)へと移行していたため、コアなレビンソンマニアでも、意外と評価が低い。これは、両製品がマーク・レビンソンとトム・コランジェロが拘わっていない製品と“勘違い”されてる方が、“熟聴せずに思い込み”で情報を発信してるためだろう。

マドリガル社以降のレビンソン製品の評価が“日本”であまり高くないのは、マーク・レビンソンと主幹エンジニアであるジョン・カール、またはトム・コランジェロとのコンビが生み出した作品こそが“真のマークレビンソン”である、という、ある種、絶対不可侵の“定説”というか、固定観念みたいなものが日本のオデオシーンには根強くあるからである。

この“定説”は、「マーク・レビンソンの狂気」的なコピーライトでステサンにも多くの記事が登場したし、それらの記事をコピペ構成したネット記事も多いのでご存知の方も多かろう。まぁ、実際のところ、マドリガルでのNO.20番シリーズ以降も、素晴らしい製品が数多く存在するのだが・・・・・コアなファンは認めようとしないようだ。日本人は意外と意固地(保守的な?)な御仁が多いらしい(笑)

いずれにしても、ML-7Aがマーク・レビンソン&トム・コランジェロの手による作品であることは間違いない。

そして、そのサウンドは紛れも無く、オールドレビンソンの熱いサウンドだ!!!しかも、何度も聴いたことがあるオリジナル「ML-7L」のサウンドとは、全く別物と言っていいほど、高次なレベルに発展、成長している。オールドプリの欠点の一つ、情報量の点でも、最新ハイエンドプリと比較し遜色の無いレベルである。

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信じられないかもしれないだろうか、マークレビンソンの最新ハイエンドプリNO.52と比較しても、絶対的な情報量では及ばないものの、音色的な魅力度では、比肩するどころかNO.52をも凌駕するほどである!直接、比較試聴したわけではないが、記憶にあるNO.52のサウンドと比較すると、そう感じたのだ。いや、ほんとうよ(笑)

初期レビンソンもつ、熱気を帯びたサウンドに加え、オリジナルML-7Lの持つ鋭利で透徹なソリッドネス、初期クレルプリのような柔和でマシュマロのような肌触りや、初期ゴールドムンドプリのような理知的で華麗な美音さえも備えている。この“美音感”は、マドリガルを去った後、マーク・レビンソンとトム・コランジェロが興したチェロ(Cello)の一連のプリアンプ、「Cello ENCORE 1MΩ」や「Cello Audio Suite」が持つ、あの媚薬的な“美音”に極めて似ている。

これは、マドリガルを去り行く、マーク・レビンソンとトム・コランジェロの確信的“残り香”だったのかもしれない(爆)

とにかく、一聴して感じたのは、あらゆるコンテンツで最強と信じていたML-10A(改)を上回ったこと。また、あくまで私見ではあるが、マーク・レビンソンが興したCelloの一連のプリ群や、その後、Celloを去ったトム・コランジェロが興したヴィオラ(VIOLA)のプリ群の、全ての資質、その源流が、このML-7Aのサウンドにはあるように思えた。

これは、欲しい!! でも、金額は軽く50諭吉を越えてくる。また、本国仕様の「ML-7A」ともなるとタマ数が非常に少ないであろう。いざ探すとなると、困難を極めるに違いない・・・・・えっ!!ならば、試聴したML-7Aを買えばいいじゃないかって!?・・・・・「売約済」・・・・・世の中そんなに甘くないのである!!!

しばらくは、脳裏に焼きついたML-7Aのサウンドを思い出しながら、悶々とした日々を送らねばなるまい。

コメント

コメント(20)
No title
拙宅のスピーカーがJBLなら迷わずNO26を買います(^_-)-☆
このフォノイコの音がジャズにピッタリなんですよ!

デュプレ

2013/07/26 19:23 URL 編集 返信
No title
デュプレさん、こんばんは♪

小生、NO.26も愛用中です!
フォノイコのみならず、ラインもジャズ再生にはバッチリですよ!!

拙宅のNO.26はバランスカードを挿入してます。NO.30.6Lのバランス出力をコネクトしたサウンドは、もの凄く超絶に音を良くしたSPUサウンドのようです(笑)\(≧∇≦)/

NO.26は、マドリガルになってからの、傑作プリのひとつといえるでしょう☆~(^-゜)v

なめちゃん仙人

2013/07/27 01:46 URL 編集 返信
No title
なめちゃんさん、
Cello や、VIOLAの源流、というところに、ヨダレが出ますね、、、
ま、スピーカーを購入したばかりで、お金のない私には大丈夫(笑)です。

しかし、なめちゃん仙人ブログは読んでいると、プリを書いたしたくなるんですよね、、、

あぁ、トムコランジェロ設計のプリ、、、
現所有のP-9はデミアンマーティンが設計に参加してるから、並べておいてみたいですねぇ

ひ~る

2013/07/27 02:02 URL 編集 返信
No title
ひ~るさん、こんばんは♪

>Cello や、VIOLAの源流、というところに、ヨダレが出ますね、、、
だしょー!!ウィルソンとの相性もバッチリだと思います(笑)

>現所有のP-9はデミアンマーティンが設計に参加してる
デミアン・マーティンもスペクトラルで個性的なプリを設計しましたからねぇ~♪
やはり、エンジニアの顔が見えるオデオ製品って、使ってみたい気にさせますよね!
ネルソン・パス、マイケル・エリオット、ティム デ パラビッチーニ・・・・
・・・・皆、エエ音の表情を魅せてくれます!!

ひ~るさんも、ジョン・カールかトム・コランジェロのプリ、1台いかがでしょう(爆)(^o^)v

なめちゃん仙人

2013/07/27 22:11 URL 編集 返信
No title
こんにちは♫

ML-7ALですか~
レビンソンはほとんど聴いたことが無いです。  買えないので…
聴くのが怖い、欲しくなるので…

買えるのはクオード当たりでしょうかね(笑)プリも3台あるので、置き場所がね~

50諭吉あれば、何でも買える~
プリに50諭吉?  かなり感覚麻痺状態(笑)ヤバイ!
オデオ1セット組んでお釣りが来そう(笑)

私が50諭吉使うなら、4343or44とMC2205or275と…
でも、4343は大変(設置と入れ替え)なので、Linnかブリロンか?
AXIOM80ツインか? ヒノの親父が使ってたヤツ欲しかったな~
50諭吉では足りなかった(笑)

SACD Pも欲しいが、やはり気になるRMEのFireface UCX。

やっぱ、私は質より量か?

しんのすけ

2013/07/28 04:44 URL 編集 返信
No title
追伸

仙人さんは、質も量もだから脱帽します(笑)

しんのすけ

2013/07/28 10:35 URL 編集 返信
No title
仙人様、こんにちは。

Nallyです。

プリの記事は見逃せないと言いますか…(仙人様の記事必ず拝読
してます)コメントしてみたくなりました。

プリはいいですね…中でも「マークレビンソン」には抗いがたい
魅力があります。
私もシステム編成が一段落したらレビンソンのプリを真剣に考え
たいものです…。
今手元に残っているのは、MF MVX-2と真空管プリなんですけど
ここにレビンソンのプリを加えれば…なんて妄想してます^^;

あっ、それとプリは何より運びやすい重量がいいですよね(笑)

nalikin

2013/07/28 11:40 URL 編集 返信
No title
非公開さん、こばちゃんさん、非公開さん、にっぱーさん、リラさん、
毎度、「ナイス!」いただき、ありがとうございますヽ(^О^)ノ

なめちゃん仙人

2013/07/28 14:00 URL 編集 返信
No title
しんのすけさん、こんにちは♪

>プリに50諭吉? かなり感覚麻痺状態(笑)ヤバイ!
そう! だから、真性「オデオばか」なのです(爆)(≧▽≦)人(≧▽≦)ノ

>やっぱ、私は質より量か?
小生も量ですねぇ~♪ アレも聴きたい、コレも聴きたい・・・・・
しんのすかさんも、いろいろと欲しいモノが多くてお困りのようですね(笑)
もう、十分、「オデオばか」を発症されているようです!ヾ(@゚▽゚@)ノ

なめちゃん仙人

2013/07/28 14:06 URL 編集 返信
No title
Nallyさん、こんにちは♪

おりょりょ~、、、小生こそ、すっかりご無沙汰でしたぁ!!!
ヤフブロでないので、ついついお伺いせずにおりましたぁ・・・・
久々に訪問させていただきますヽ(^О^)ノ

>レビンソンのプリを真剣に考えたいものです…。
レビンソンの抗しがたい魔力・・・・・使えば使うほど深みにはまります(笑)
Nallyさんも「コレは!」とココロに響くと熱しやすいタイプ?かとお見受けいたしますので、オールドレビンソンに「ガ~ンっっっ!!!」ときたら、大変なことになりそうですね(爆)

>それとプリは何より運びやすい重量がいいですよね(笑)
拙宅では“巨砲巨艦主義”のオデオ機器が多いですが、
プリだけはクレルやレビンソンなど薄型軽量系が主力艦隊となっております(笑)
まぁ、軽くて、カラダにやさしいオデオが一番でしょう\(≧∇≦)/

なめちゃん仙人

2013/07/28 14:18 URL 編集 返信
No title
こんにちは

ちょっと前にハイハイ堂でLM-7Aをみかけましたがそれとはまた違うんですね~。
仙人さまがそれほどおっしゃるプリですから聞いてみたい気持ちも山々ですが私なんかの駄耳には猫に小判かな^^;
ぜひとも手にされブログアップすることを心待ちしておりますm(_ _)m

ggくん

2013/07/28 16:47 URL 編集 返信
No title
ggくんさん、こんばんは♪

>ちょっと前にハイハイ堂でLM-7Aをみかけましたがそれとはまた違うんですね~。
ハイハイ堂の過去歴を見てきました!
オールドレビンソンの扱い件数では全国随一では無いでしょうか。
しかし、良くあれだけの数、オールドレビンソンが集まるのか不思議です・・・
サウンドのそのものの評価よりは、国内代理店モノのほうが総じて高値のようです。
逆にいえば、USモノはチョーお買い得価格でゲットできる可能性大ということですね!

>私なんかの駄耳には猫に小判かな^^;
いえいえ、ggくんさんご愛用のK2 S9500ならば相性バッチリでしょう!☆~(^-゜)v

なめちゃん仙人

2013/07/29 01:31 URL 編集 返信
No title
こんばんは。

LNP2Lは永遠の憧れです。
一生所有することは無いとおもいますが、オーディオを始めた頃にこれが世界一と洗脳されるくらい雑誌ではトップ評価でした。
ML7や10Lはツマミが4個しかないのに何でこんなに高いんだろうと、少年時代に感じておりました。

おやじ sp.

2013/07/29 02:00 URL 編集 返信
No title
おやじsp.さん、こんばんは♪

>LNP2Lは永遠の憧れです。
ほうほう、ならば、そろそろ入手されてもよい頃合ではないでしょうか(笑)
LD3フォノモジュール、エエ音しまっせぇ~(爆)

>ML7や10Lはツマミが4個しかないのに何でこんなに高いんだろう
ヾ(@゚▽゚@)ノあはは~、おやじsp.さん面白すぎ(笑)
確かに、当時、国産高級プリのアキュC-240やヤマハC-1は
ツマミがいっぱいありましたね!\(≧∇≦)/

なめちゃん仙人

2013/07/29 02:28 URL 編集 返信
No title
藤枝由男さん、こんばんは♪

懐かしの記事に「ナイス!」いただき、誠にありがとうございます!ヽ(^О^)ノ

その後、プロシードの調子はいかがでしょうか!?
きっと、絶好調で、プロシードとの蜜月を楽しまれているのでしょうね!☆~(^-゜)v

なめちゃん仙人

2015/08/23 01:06 URL 編集 返信
No title
oguさん、こんばんは♪

アレレェ~~~~コメが消えちゃいましたぁ~~~~w(゚o゚)w
何かの不具合かぁ~~~Σ( ̄□ ̄;)

確か、ML-7Aはエエプリじゃ!というコメですよねぇヽ(^О^)ノ
はい、オールドレビンソンの中では個人的に一番気に入っております!\(≧∇≦)/

ML-10Aとは、甲乙つけ難いです!(笑)☆~(^-゜)v

なめちゃん仙人

2015/08/24 01:05 URL 編集 返信
No title
oguさん、再びこんばんは♪

あっ!上のほうに記事UPリアルタイムのコメもありましたね!

おりょりょ~~~「ナイス!」もいただき、ありがとうございます☆~(^-゜)v

なめちゃん仙人

2015/08/24 01:08 URL 編集 返信
No title
こんにちは。お騒がせ致しました !!!
>確か、ML-7Aはエエプリじゃ!というコメですよねぇヽ(^О^)ノ
確かそういったコメだったかと !!! (笑)

NO.52は、先日じっくり聴く機会があって、やはり常時通電で鍛えられた個体の出音はかなりの凄みがございました !!!

ogu

2015/08/24 14:44 URL 編集 返信
No title
oguさん、こんばんは♪

ムムムムッ!! ということは、次なるoguさんの標的はNO.52ですか!w(゚o゚)w
噂では、オフィシャルにはされてない改良(仕様変更)がなされており、
初期ロットより相当良くなっていると聞き及んでおります!

そうそう、プリといえば、先日アキュのC-3850を試聴しましたが、
おったまげ!の超高SN比でした(笑)
ノイズフロアの低さでは、おそらく世界一ではないでしょうか。
アキュの底力を感じさせるプリでした☆~(^-゜)v

なめちゃん仙人

2015/08/25 01:06 URL 編集 返信
No title
valve293 さん、こんばんは♪

懐かしい記事に「ナイス!」いただき、誠にありがとうございます!ヽ(^О^)ノ

ML-7A、いまでも拙宅プリの旗艦の1台として愛用しております!☆~(^-゜)v

なめちゃん仙人

2018/04/08 22:30 URL 編集 返信
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