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PL-70パルテノン、女性ヴォーカルと戯れる・第一幕♪(アーカイブ)

PL-70パルテノン、女性ヴォーカルと戯れる・第一幕♪

記事日時:2011/06/12 22:00:36


いや、蒸し暑~い・・・・暑い!! 本日もお仕事で、イベント立会いにレコーディング立会いと、首都圏を転々としていたのだが、改めて感じたのが、屋内の蒸し暑さ。

これだけ声高に節電が叫ばれていると、どこの施設も冷房を控えたり、切ったりしているので、今日みたいな雨上がりで気温が上昇した日などは不快指数満点である(笑)

これも電力を逼迫させないため、社会一丸となって取り組まなければならないことであり、まぁ、致し方ないことであるが、レコーディングスタジオの空調を28℃設定にするのは無理がある。

狭い空間で相当量の機材を使っているため発熱がハンパでない。また最近ではほとんどの工程がPCで行うので、PCの安定的な動作を考えても、コンピュータールームのように一定温度以下に室温を冷やさなければならない。

狭い空間で沢山の発熱機材、、、は小生のリスニングルームも同様であるが、こちらは現在室温29℃。
大いに節電に協力している(笑)ブログを書いている小生のスタイルは、まさに、スーパー“ウルトラ"クールビズ、素っ裸にパンツ一丁でキーボードを叩いている(爆)

さてさて本日のお題は・・・・新規導入のアナログプレーヤー、パイオニアPL-70の試聴記である。

イメージ 1

導入して約一ヶ月が経つが、よくよく考えてみれば、ちゃんとした視聴インプレッションを書いていないのに気がついた(汗) インシュレーターのファイナルのインパクトがあまりにも強く、すっかり忘れていたようだ(笑)

という訳で、今宵は小生の好きな“女性ヴォーカル"をPL-70で聴いてみることにする。

視聴に際しては、最近お気に入りのカートリッジ、DENON DL-301Ⅱを使用する。この製品、1984年に発売されて以来、今も現行商品として発売されつづけている大変なロングラン商品である。

発売当初は22,000円だった価格も、現行では30,000円と、昨今のオデオバブルらしい価格上昇率である(笑) DL-301Ⅱは、クラシックやジャズ、ロック、ポピュラーなど、さまざまなジャンルの音楽を過不足なく聴かせることができる懐の深さだ。

イメージ 2

どのような音楽でも相当ハイレベルな再生を可能としており、その繊細で緻密な音像、広々と展開される音場再現性は巷のハイエンドカートリッジに一歩も引けをとらない能力を秘めている。小生のように、オールジャンル、人種も時代もボーダレスに音楽を聴く人間にとっては、非常に重宝するカートリッジなのだ。

アスリートで例えるならば、オルトフォンのSPUやEMTのTSD15などビンテージの名機がカール・ルイスやアベベ、ブブカのようにある種目に特化して他の追随を許さぬズバ抜けた能力を発揮する“一芸に秀でた"カートリッジであるのに対し、DL-301Ⅱのオールラウンダー的能力は、まさにキング・オブ・アスリートと称される十種競技「デカスロン」の覇者のようなカートリッジだ。

価格的にもバカ高くない良心的な値付けをしたカートリッジなので、アナログ入門者が「とりあえず、何かMCカートリッジを1個欲しい!」という御仁には、小生、このDL-301Ⅱを是非おススメしたい。

シェルには、妙な癖がなく使い易い、しかもハイコンプライアンス系カートリッジの特性を十全に引き出すことに長けている、オーディオテクニカAT-LH15を使用した。このAT-LH15とAT-LH18は小生が好んで使用するシェルの一つである。

DENONのヘッドアンプHA-1000を経由してテクニクスのプリアンプSU-C7000のフォノに接続、試聴した。

さて、早速、実聴。

今回、実は早々に5000文字規制に引っかかったので、「第一幕」として海外ディーバたち、「第二幕」として日本のディーバたちのレコード試聴記を書き綴りたいと思う。

イメージ 3

まずは、最近のCD/LP小生試聴記での定番ソフト、「My One & Only Thrill/メロディー・ガルドー」だ。

これは良い!! このアルバム、聴きどころはナマナマしくエロっぽく表出するメロディ嬢の肉厚なヴォーカルと、流麗に包み込むようにな雰囲気のストリングス、そしてメロディ嬢が爪弾くアコースティックギターの響き、といったところだ。

PL-70では、メロディ嬢のヴォーカルの低い音域がグッと沈み込み、弾力的で湿り気を帯びた艶かしいヴォーカルがスピーカーのセンターに定位する。PL-7Lで幾分クールに感じた高域方向の声質も実に暖かく優しい響きを聴かせる。

ストリングスは、細かく分離し、アナログにありがちな濁り感が皆無だ。低域の分解能も優れており、これはオイルダンプ式アームの効果が如実に現れているように思える。緻密な表現の巧みさは、やはりSUSシートとファイナル・インシュレーターの相乗効果であろう。

トータルでのパフォーマンスは、マークレビンソンCDシステムに敵わないが、「ググッ!!」と男心をわしづかみにするようなメロディ嬢の色か漂うヴォーカルは、マークレビンソンと比べても遜色のない魅力を秘めている。

イメージ 4

さて、お次は、これも小生のアナログ試聴記の定番アルバム、「WHAT'S NEW/リンダ・ロンシュタット&ネルソン・リドル・オーケストラ」だ。

ホットパンツのヤンキーねーちゃん、リンダ嬢がネルソン・リドル・オーケストラをバックにジャズ・スタンダードの名曲をしっぽりと歌う企画三部作の内の第一作目のアルバムだ。

なんと、この「ホワッツ・ニュー」、8月17日にSACDハイブリッド盤が発売されるようだ。これまで「ホワッツ・ニュー」のデジタルディスク高音質盤はDVD-Audio盤が存在したが、ロットが極少で、中古市場でもプレミア付の高値で、なかなか手が出せなかったが、やっとSACDで聴くことができる。

これは買うしかない!! 同時に「ホテル・カリフォルニア/イーグルス」「イエス/こわれもの」「ナイトフライ/ドナルド・ゲイゲン」などロック系の名盤が続々SACDハイブリッド化されるようなので楽しみである。

おっと、いけない! 話が横道にそれた、、、「ホワッツ・ニュー」アナログ盤の試聴である(笑)

なんともチャーミングでキュートなリンダ嬢のヴォーカルが小生の耳をくすぐる。CD盤では、声を張った際、少々ヒステリックにキリキリと聴こえるところも、PL-70では、スムーズにヌケて耳に優しいヴォーカルの響きだ。

ネルソン・リドル・オーケストラのストリングスも、結構、厚みを帯びて展開し、リンダ嬢の可愛らしいヴォーカルをしっかりとサポートする。ひとつひとつの音がボケずに、しっかりとエッヂを効かせるので曖昧さのないヴォーカルをじっくりと堪能することができる。

メロディ嬢とリンダ嬢のお二方を聴く限り、PL-70の女性ヴォーカルに対する再現能力はかなりのもので、「お気楽アナログ道」の過去2機種、Pro-Ject6.1やPL-7Lを凌駕すると言えよう。

イメージ 5

お次は、グッと年代を遡って、ジャズヴォーカルの大定番「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン - Helen Merrill」(1954年)だ。

このアルバムは、CD試聴記の時も、そのバックグラウンドノイズの聴こえ方で、CDプレーヤーの素性を探るみたいな記事を以前書いた記憶があるが、CD試聴の際にも良く愛聴するディスクである。

MONO盤故に、本来は、MONOカートリッジに換装して試聴に挑むのがベストであろうが、今回は上記ディスクと同条件の比較試聴ということで、DL-301兇濃酊阿靴拭 さて、PL-70は、「ニューヨークのため息」をどのように聴かせたであろうか。

ヘレン・メリルのハスキーヴォイスが実に瑞々しい。CD盤では声が拡散し散漫な印象を持ったが、PL-70で聴くアナログ盤は、声の密度がギュッと内側に集まり、スピーカー中央よりグワ~んと「ため息」をつくヘレン・メリルが登場する。

クリフォード・ブラウンのソロは、なかなか濃密で太めのラッパを奏でてくれる。PL-7Lでは少々神経質に感じたペットの高音域も、PL-70では、上手い具合にまろやかさが加わり耳馴染みよい音色へとシフトする。とは言え、決してボケボケなサウンドではなく、細部の見通しも良好だ。

「国産DDプレーヤーもなかなかやるねぇ~♪」と、ほそく笑んでしまった(笑)

なんと言ったらよいのだろうか、最先端のスーパーアナログプレーヤーとも違う、またガラードやEMTなどのプロフェッショナルに端を発するビンテージプレーヤーとも異なる、独自の「パルテノン・ワールド」を聴くことができる。



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