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二度目の大震災経験~そして、路上生活者へ・・・

二度目の大震災経験~そして、路上生活者へ・・・

記事日時:2011/03/13 14:06:02

東日本大震災・・・・・未曾有の大災害である。
まずは、この大震災で亡くなられた方々に、謹んで哀悼の意を表します。
また、小生を心配しご連絡を頂いたブロ友に、改めて感謝の意を表したい。

甚大な被害の模様、瓦礫と化した街並みのニュース画像を見るにつけ、16年前に体験した阪神・淡路大震災を思い出す。ペットボトルを自転車の後に山積みにした自転車で廃墟と化した神戸を走った記憶がフラッシュバックし、なんだか吐き気をもよおし気分が悪くなった。

あの時は、まさに背中を地面に蹴飛ばされたように、寝たままの姿勢で、一瞬、空中に浮いたと思ったら、次の瞬間、隣に寝ていたカミさんとシェイクされるように布団の上で転がりまくった。玄関からは外に出ることができず、2階のベランダからシーツをたらして、なんとか地上まで下りた。あの地面の冷たい感触が、いまだ鮮明に記憶に残っている。

そして、今回、2度目の大震災を体験した。

小生、11日は、午後3時から銀座の会社でアポイントがあり、その前に、銀座東部ホテル前、昭和通沿いのデニーズで遅い昼食をとっていた。

丁度、2時45分、実施に時計を見たからハッキリと覚えているが、アポ15分前となったので、そろそろ会計をするためレシートを手に取った、その瞬間である。クラクラとした何ともいえぬ感覚に「あれ?目まいかな・・・・」と思ったその直後、強烈な横揺れに襲われた。

女性客の「キャーーー!!!」という悲鳴が聞こえる。

「ドーン」と最初に“縦揺れ"した阪神・淡路大震災と異なるのは直下型ではないからだろう。顔面蒼白になりながらも、優先して客を外へと誘導する若いウェイトレスはなかなか立派であった。デニーズが旧いビルの1階にあったため、万一、第二波、第三波の地震波が来たら倒壊の危険もある。

小生、最後まで残ったウェイトレスを促しながら、まずは屋外へ逃げた。

ビル直下はガラスや外壁が崩れてくる危険性が高いので、車が停止していることを確認して、目の前の大通り、昭和通の中央分離帯まで非難した。周辺はオフィス街、皆一斉に外へ逃げ出している。銀座東部ホテルからも宿泊客であろうか、ホテルの外へと逃げ出してきた。

すぐに携帯(ドコモ)を取り出してカミさんの携帯にかけたがつながらない。PHSでもダメだった。

経験上、「これは帰宅難民になる可能性があるな!」と思ったため、すぐ近くのコンビにで水とカロリ-メイト、電池が使える携帯用のバッテリー、アルカリ電池、懐中電灯、カイロを買い求め、かばんに詰め込んだ。

とりあえず、アポイント先に出向き、余震が続いていたので相手方とは早々に話を終え、3時30分頃、再度、電話を試みたがやはりつながらない。試しに銀座消防分署の入り口でかけたところ、実家の固定電話に着信したため、小生の無事を伝え、つながるようであればカミさんに電話してくれと伝言を残した。

それ以降は、それまで発信はできていたドコモが全て「圏外」表示になり通話・メールとも不能とった。
PHSが5時頃からつながるようになったので、会社とカミさんに連絡を取り、お互いの無事を確認しあった。

それ以後は、ずっと首都圏鉄道インフラの完全麻痺がつづいたので、有楽町や東銀座をウロウロ、タクシーで帰ろうにも、すでにタクシー乗り場には何百人、いや何千人の列。地下鉄は「復旧の見込みは未定」との同じアナウンスを流すだけ。

震度5強で、これだけ壊滅的に麻痺するとは・・・・
今回の地震は、首都圏交通インフラの脆弱性を露にすることになったと言えよう。

小生、しばらくは、銀座の地下街で地面に新聞紙を広げ休むことにした。なるほど、いつもはせわしなく、その横を通り過ぎていた地下街の路上生活者の眼線とはこんな感じなのか・・・なにか不思議な感覚を覚えた。

午後9時。相変わらず携帯はつながらず、PHSのバッテリーも底をつきかけてきた。夕食をとろうと吉野家にいってみたが、外には100~200人の行列ができており、どこの飲食店も店外まで待つ客で溢れていた。やむなく、先ほどの地下の定位置にもどり、カロリーメイトと水で晩餐を済ます。地震直後に買っておいて正解だった。

後で聞いた話では、夕方には銀座のコンビニからは食料や水が売り切れになっていたとか。

そのまま、しばらくウツラウツラと仮眠を取る。携帯は相変わらず圏外表示、つながるが、バテッリーの少ないPHSは万一のことを考え、省エネもーどで温存した。

午後10時30分頃、一部の地下鉄が動き出したようだが、小生の自宅方面へ向かう地下鉄は停止したまま。
結局、午後11時30分、やっと運転再開。

相変わらず通話はNGだが、携帯メールがつながりだしたのも、その頃だ。災害時の通信手段として、携帯電話の脆弱性とPHSの有効性を知ることとなった。

自宅へ向かう旨、カミさんにメールをし、池袋経由で自宅へ辿り着いたのは午前3時近かった。都内から帰宅するのに約12時間を要したことになる。

自宅に戻ってからは、休む間もなく、不眠不休で、運悪く翌日に控えた首都圏各所のイベントごとの善後策に奔走、PCでの情報収集、スタッフの安否確認等に追われた。

12日(土)は、限られた首都圏インフラを利用し首都圏あちらこちらを飛び回りながら、仕事をこなし、気がついたらまた夜中だった。

酷い花粉症、睡眠不足と相まって、本当に疲労困憊の2日間であった。

しかしながら、東北地区でダイレクトに被災された方々の疲労、苦悩は、小生の何百倍、何千倍だろう。
数多くの救済を待つ被災者の方々に、一日一秒でも早い救済の手が届くことを切に祈るばかりである。

このように時には、国の政を司る方々も、主義主張、思想、人種の垣根を越え、官民一体、海外諸国と手を取り合って被災者救済のため、日本国復興のため尽力していただきたいものだ。

小生も、一日本国民として何ができるのか、何をするべきなのか、改めて自分に問い直してみたい。

あの、阪神・淡路大震災の廃墟から3年後、美しい街並みへと復興を遂げた景色を、小生はこの目で見てきている。今回の大震災も、きっと、あの時のように、不死鳥の如く再建するに違いない、いや、そう願ってやまない。


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