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もう一つの 『トイレの神様』 はなんでしょう♪(アーカイブ)

 もう一つの 『トイレの神様』 はなんでしょう♪

本日の記事は、ホップ、ステップ、ジャ〜ンプの三段構え、少々長くなるので、読まれる前にトイレに行かれたほうが賢明であろう(笑)本来ならば、3つの記事を書くつもりでいたが、何となく連動性のあるネタであるため、一つの記事にまとめてみた。

まぁ、小生の謎の素性の一端も暴露するので、お時間のある方はお読みいただければ嬉しい限りだ。

最近、巷で、ジワジワと広まっているのが、シンガーソングライター植村花菜の『』トイレの神様だ。

すでに、拙ブログご常連の方々でハマッていらっしゃる方も多いようである。

小生も、初めて聴いた時は「ふぅ〜ん・・・」という感じで、それほど気にも留めず聴き流していたが、その後、あらためてじっくりと聴いてみると、これはまたなんとも味わい深い“干物”のような歌だと感心した。

メロディー自体は可もなく不可もなく、植村花菜の歌声は、飾り気もなく木綿のTシャツのような肌触りの良いものである。ここまでは、それほど特筆すべき歌い手とは思わないのだが、何といっても強烈なインパクトを持って迫り来るのが、その“詩の世界観”である。

10分にもおよぶ長尺な楽曲ではあるが、歌詞を噛み締めながら聴いていると、あっという間に聴き入ってしまう。その歌詞は、まるで一遍の私小説のようである。実際、植村花菜の実体験がベースとなって作詞されているのだと言う。確かに聴くものにとってリアルであり、また近しい体験をされた方は、より感情移入しやすい詩といえよう。

素朴なキャラクターと70年代シンガーソングライターを彷彿とさせる“歌詞”を“歌詩”として書き綴ることの出来る歌い手として、将来が楽しみな歌手である。



と、ここまでが、“ホップ”である。 では早々に次の“ステップ” に移るとしよう(笑)

『トイレの神様』というタイトルで、小生がまず思い浮かべたのが、トイレで用を足している時の情景。

「じょろじょろじぉろぉーーーーー」(お食事中の方、許されたし)、でまず目に入るのが“TOTO”の文字。そう、天下御免のトイレ機器メーカーTOTO(旧・東陶機器)のロゴだ。まさに、「トイレ業界の神様」的存在、もうひつとの『トイレの神様』である(爆)
イナックスさんごめんなさい(笑)

もうここまで書けば、勘の良い読者諸兄はピンときただろう。そう、オデオ音楽系ブログに“TOTO”とくれば・・・・ご登場いただこう、1977年にロサンゼルスのスタジオミュージシャンであるデヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロを中心に結成されたアメリカのロックバンド「TOTO」である。

先般ご紹介した角松敏生『ON THE CITY SHORE』と並んでいけてるジャケットの代表格、ボズ・スキャッグスの『シルク・ディグリーズ』レコーディング時に集められた腕利きスタジオ・ミュージシャンが母体となってTOTOメンバーは構成されている。

TOTOというバンド名の由来は諸説あり、バンド結成前の来日時、TOTOの便器を見て、ハタと思った!なんて話しもあったが、これはどうやら日本ファンへのリップサービスのようである(笑)

\¤\᡼\¸ 1

\¤\᡼\¸ 2

今日は、そんなTOTOのアナログ盤、『TOTO ?〜聖なる剣』(1982年)を聴いてみた。
グラミー賞で、レコード・オブ・ザ・イヤーやアルバム・オブ・ザ・イヤーといった主要部門も含む6部門を受賞した、TOTOの大ヒット・アルバムである。このアルバムから『アフリカ』や「『ロザーナ』などの名曲が生まれた。

TOTOは、当時、商業的に流行の先端であったAORサウンドにカテゴライズされていたため、頑固なハードロックファンからは“軟弱バンド”の烙印を押されたりもした。 しかし、その音楽性は非常に高度なもので、一度聴いたら耳から離れない秀逸なメロディーと、ギターのスティーヴ・ルカサーをはじめ、スタジオ・ミュージシャンとして鍛えられ磨きぬかれた彼らの演奏テクニックは、そんじょそこいらの人気ロックバンドでは足元にも及ばないほどのクオリティを有していた。

『TOTO ?〜聖なる剣』の中でも、特に印象深い曲は、やはり全米2位を獲得した『ロザーナ』である。“ロザーナ、ロザーナ”のリフレインパートは、小生もよくギター片手に歌ったものである(笑)

さて、ここで、やっと最後の“ジャ〜ンプ”に移るとしよう!

『ロザーナ』と言えば、小生、ある邦画が思い出される。

1991年に公開されたホイチョイ・プロダクションズ原作の『波の数だけ抱きしめて』(主演:中山美穂、織田裕二)である。

ホイチョイ・プロダクションズは、馬場康夫氏が代表を務めた日本のクリエイターグループである。バブル前後に、数々なメディアを通して、市場を席巻する流行を生み出したことで知られるエンタメ集団だ。

その、ホイチョイ・プロダクションズの手による映画の第3弾が、この『波の数だけ抱きしめて』だ。

スキーブームの火付け役となった第一弾『私をスキーに連れてって』(1987年、主演:原田知世、三上博史) 、マリンスポーツを主題とした第2弾『彼女が水着にきがえたら』( 1989年、原田知世、織田裕二)と並んで「ホイチョイ三部作」と呼ばれ、その髪型・風俗などの細かいディティールに非常にこだわることで多くの若者の共感を得た映画である。三作とも、結構ヒットしたので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないだろうか。

第3弾の『波の数だけ抱きしめて』が、他の2作と異なるのは、リアルタイムの若者カルチャーの描写ではなく、映画公開時(1991年)より遡ること約10年前、1982年の湘南にあるミニFM局を舞台にしているということだ。

映画全編には、J.D.サウザーやバーティ・ヒギンズ、カーラ・ボノフなどの懐かしのAORの名曲がちりばめており、どちらかというと“82年”のほうがリアルタイムでやんちゃ君だった小生にとって、タイプスリップした感覚で楽しめた作品であった。

とにかく、そのディティールのこだわりが凄い!



これは映画の冒頭のシーン、当時、若い女の子がこぞって吸ったサムライムライトのCM風イントロダクション。

BCLを経験された方なら、特に説明する必要もなかろう、BCLラジオの名機、ソニーのスカイセンサー5900が砂浜の上にドン!イムコのオイルライターがカキン! そして、ブースセンターに鎮座するタスカムのオープンリール33−2にミキサーM−106!!

他にもナショナルのクーガーなんかも登場し、70年代、オデオと並行してアマチュア無線やBCLをかじった小生としては懐かしさのあまり涙が出てしまった。

小生、映画公開時、この冒頭シーンでやられてしまった(笑)



で、これも、映画始めのほうミポリン登場のシーン。

ビートルのカブリオレにケンウッドのグライコ付きカーステがいかにも当時をイメージさせる。

ミポリンのレイヤーの髪型が懐かしい! 当時、湘南に集う若者はサーファーカット全盛、女子大生はJJガールなんて呼ばれ、一大女子大生ブームを巻き起こしていたのもこの頃だ。

別所哲也の髪型も80年代前半良く見かけたものだ(笑) 別所哲也が演じるのは大手広告代理店のチャラけた営業マン。実は当時、小生も某広告代理店に勤務していたため、「これ、そのものだよなぁ〜♪」と笑いながら観ていた。映画の中では、確か、しょっちゅう行き来していた某H堂の受付風景が使われていたように記憶している。

この映像の後半部分、ミポリンがレコード棚からレコードを取り出しスプレーをシュッ!ターンテーブル(DENON DP−2500?)に置いてシングルアクションでレコードをかける様(カートリッジはDENON DL−103か!?)も、実に芸が細かい(笑)ミポリン、カッコいい!! 

背景に流れるのは、バーティ・ヒギンズ『キー・ラーゴ』だ。



そして映画後半のクライマックス、米国へ旅立つミポリンに、織田くんミニFMの電波にのせて遂に思いを告白! しかし、ミポリンが運転する車は電波の届かないトンネルへ吸い込まれ・・・・はたして告白の声は届いたのか!?
で、その背景に流れるのが、前述のTOTO『ロザーナ』だ。 
我ながら、フリが長いねぇーーーー(汗)

いや、なかなかマッチしているねぇ〜!

しかしまぁ、道路の看板一つ一つ、走っている車の車種、専売公社のテントやキャンペーンロゴ等プロモーションツールなど、よくもまぁ82年の風景風俗を忠実に再現できたものだ。

ホイチョイ3部作のうち、この『波の数だけ抱きしめて』だけが、劇中で多数使われている洋楽の版権の問題で長い間、DVD化ができずにいたが、遂に6月、ポニーキャニオンよりDVD&ブルーレイが発売になるようだ。20年ぶりに観てみようかと思っている。

小生の甘酸っぱい思い出がプレイバックされるこの映画、今観ると小生はどんな思いを抱くのだろうか・・・

長い間お付き合いただき、感謝感激雨霰である(爆) 
尿意を我慢されていた方、さぁ、ゆっくりとトイレの“TOTO”まで、用を足してに行ってくだされ!

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