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“プロジェクト” アナログ美女との饗宴♪(アーカイブ)

“プロジェクト” アナログ美女との饗宴♪

前回の記事では、新規導入したアナログプレーヤー「Pro−Ject 6.1」に、間に合わせのカートリッジ、シュアーM44Gを組み合わせたことまでお話した。

その試聴記、書こう書こうと思いきや、ゴールデンウィークのイベント仕込み等でちょー多忙のため、ずいぶんとご無沙汰してしまった。まぁ、「お気楽アナログ道」らしいユルユル感ということで、ご容赦いただきたい(笑)

ということで、早速、「Pro−Ject 6.1+M44G」の試聴記だ。
試聴ソフトは美女好きの小生らしく(笑)、何枚かのアナログ美女たちを聴いてみることにした。

試聴機器は、
Pro−Ject 6.1+M44G ⇒ マークレビンソンML−10AまたはアキュフェーズC−280V(プリアンプ) ⇒ アキュフェーズ M−1000(パワーアンプ) ⇒ JBL K2 S5500(スピーカー)

さて、その1番手は・・・・・

\¤\᡼\¸ 1

ご存知、耳ダコソフトの「come away with me/ノラ・ジョーンズ」だ。 180gの重量級高音質盤である。

ノラ・ジョーンズのデビュー・アルバムで、ナチュラルで響きの良いノラ嬢のヴォーカルやアコースティックな質感のバック楽器群など、聴きどころタップリのアルバムである。

小生、CD、SACDのデジタル系システムで、イヤというほど聴いてきたので、このアルバムの性格はほぼ完璧に把握しているつもりだ。さて、デジタルで耳に馴染んだノラ嬢がどう聴こえるか。

一聴、なかなか悪くない。M44Gの特質であろうか、上下のレンジは、早めの帯域からスローロールオフで減衰していくが、ヴォーカル帯域に独特の粘っこいコクがあるため、ノラ嬢のヴォーカルがデジタル系よりも肉感的に聴こえる。また、全域に明るい雰囲気があるため、これが、ある種の色っぽい聴こえ方につながっているようだ。

ただし、少々子音が強調され気味で、スモーキーなノラ嬢のヴォーカルが、パートによってはしゃくれ上がることもある。また、バックが少々混濁気味でキレイに分離してくれない。なんとなく曇りガラスごしに歌っているノラ嬢を見ているようで、彼女のキレイなご面相がボケてしまうのが残念だ。

とは言え、エントリークラスのM44Gで、ここまでヴォーカルをどっしりと聴かせてくれれば合格だろう。40年以上も作り続けてこられたというのは伊達ではない。M44Gのガッシリとした骨太感は、MMとMCとの違いはあるものの、DENONの超長寿命カートリッジDL−103と相通じるものがある。

\¤\᡼\¸ 2

つづいては、これも比較的、新しいアナログディスクである。

昨今の女性ジャズ・ヴォーカル人気の先鞭をつけた、ダイアナ・クラールのベストアルバム「THE VERY BEST OF DIANA KRALL」だ。 これも、欧州盤の180g重量盤2枚組みだ。

これも、小生がCDやSACDで聴きなれたダイアナ嬢の楽曲がたっぷりと収録されている。

ノラと同様、ヴォーカルの線が太く骨格のはっきりとした音像表現だ。バックのギターやピアノの質感も悪くない。ダイアナ嬢が若干、お年を召したような落ち着き具合を感じる。

難点は、個々の楽器の響きが少ないところだ。いや、少ないというより乾いた感じか。ストリングスも細かい音を拾いきれていないので、安っぽいオケに聴こえる。ダイアナ嬢のヴォーカルが肉厚でコクがある点は良いのだが、オケ同様響きがマットなため、拙宅のデジタルで聴くような至福の心地よさは味わえない。

これは、デジタルとアナログの差というよりも、M44Gの限界だと思う。
値段のことを言うのはイヤらしいのでアレが、約500万のデジタルシステムと、5千円もしないカートリッジを比較する事自体、ナンセンスな話だろう。むしろ、音に対しての“厳格さ”や“厳密さ”が少ないので、サラッと聴く「お気楽アナログ道」という点では合格といえるかもしれない。

\¤\᡼\¸ 3

さて、ここでガラッと変わって少々昔のアナログ美女と戯れてみよう。

リンダ・ロンシュタットが、フランク・シナトラのバックでも定評のあるネルソン・リドル・オーケストラと共演し、ジャズ・スタンダード・ナンバーをしっとりと歌い上げる「ホワッツ・ニュー」だ。1983年発売のUSオリジナル盤である。

小生、当初このアルバムを聴いた時は驚いた。なぜなら、70年代まではローラースケートを履いてロック&カントリーを歌いまくり、“ミス・アメリカ”の呼称で絶大な人気を誇ったヤンキーネーチャンが、本アルバムでは、突如としてゴージャスなドレスを身にまとい 「アタシ、夢見る乙女なのよぉ〜♪」的な雰囲気でシットリシトシトとスタンダードを歌っていたからだ。

リンダ・ロンシュタットとネルソン・リドル・オーケストラとの共演は、「ホワッツ・ニュー」以降、2枚のアルバムを生み、スタンダード三部作としてビッグセールスを記録することになる。小生、不思議とこのシリーズの持つ“和み感”が好きで、3枚ともCD&LP両方を所有している。

このアルバムでは、ベテランM44Gが活きた!

リンダ嬢とネルソン・リドル・オーケストラの何ともノスタルジーを抱かせる雰囲気が、厚みをもって上手い具合に表現される。リンダ嬢のヴォーカルは、ノラ嬢同様、子音の強調感は付きまとうものの、ノラ嬢ほど違和感を感じないのは、本作の音作りが、まだアナログ再生を主軸に構成されているからだろうか。

本作のCDは、最初期プレスの西ドイツ(当時)盤を有しているが、音の濃厚さではLPのほうが一枚上手である。CDは細かいデティールは良く聴かせるのだが、全体にシャカシャカしてヴォーカルもオケも腰高な傾向がある。

LPはあまりレンジを欲張ってない分、中域のコクと明るさを得意とするM44Gの特質が活きたのであろう。また、M44の特質をスムースに引き出したPro−Ject 6.1のニュートラルな音調も大したものである。

次回は、もう少々時代を遡り、より、Pro−Ject 6.1+M44Gと適したアナログ美女達と戯れてみたいと思う。

ÊĤ¸¤ë
コメント(26)

¡­饢\¤\³\ó
こんばんは! Pro−Ject 6.1+M44の組み合わせ、なかなかしっかりしたサウンドのようですね。カートリッジのグレードアップにも期待が持てそうです。
リンダ・ロンシュタットのアナログ+CD両方買いは素晴らしい! 当方も新旧織り交ぜてたまに聴いてます。ボニー・レイットのライバル? ボニーも美女アナログに入れてあげてください(笑)
2010/4/17(土) 午前 3:23 ¤¼¤äפê¤ó
Yahoo!\¢\¡ø·¿¡¼
ぜっぷりんさん、こんばんは♪
やはり、Pro−Ject 6.1+実力派MCでも聴いてみたいですねぇ!
リンダ嬢もボニー嬢も、お二方とも還暦を過ぎたのねぇ〜(笑)
はい! でも、小生の中では、いつまでも、みぃ〜んな美女ですよぉ〜ヽ(^О^)ノ
2010/4/17(土) 午前 3:37 ¤ʤá¤Á¤ã¤óÀç¿Í
¡­饢\¤\³\ó
こんばんは。

M44に愛情を注ぎつつも、シビアなところはシビアに指摘する・・・まことに納得のレポートです。
写真に写ったアームのたたずまいは、趣味性たっぷりで、なめちゃんさんのアナログの位置づけによくマッチしているのではないですか。

リンダ嬢のLPは『Lush Life』を聴いておりました。ジャケットが帽子入れのデザインで、折り重なる感じに仕上げてあったアレです。
確か手元に残したつもりだったのですが、見当たりません。この記事を読んだら、ますます聴きたくなりました。買い直すしかないかも・・・(^^;
2010/4/17(土) 午前 5:40 ¤¿¤äÁ¤ó
Yahoo!\¢\¡ø·¿¡¼
なめちゃんさん、おはようございます。アナログ、中々どーして、楽しんでいますね。自分はCDよりもアナログなんで(笑)中島美嘉って、つい最近のものまでアナログでていたんですよ。勿論、全てありますが(笑)しばじゅんがアナログだせば買うのになぁ。
2010/4/17(土) 午前 5:57 [ acc**hasec2*0* ]
¡­饢\¤\³\ó
お早うございます。

今回、しばじゅんの記事であれば、そっと開けたドアをまた誰にも気付かれないように、そっと閉めて立ち去ろうと思ったのですが・・・
何せ、シバの女王のいらっしゃる聖地へ、未だその教義を理解できていない新参者が乗り込むわけでして。

ところで、アナログへの愛着がひしひしと伝わってくるレポートであります。現状でアナログへの思いは抱きつつも、なかなか実行に移せていない私にとってその道標となるかもです。

色々と懐かしい名前を久しぶりに聞くのですが、リンダ・ロンシュタットは、あのリンダ・ロンシュタットなんですよねぇー。
2010/4/17(土) 午前 7:46 Chaos
¡­饢\¤\³\ó
おはようございますぅ^^ノ

お仕事の方が忙しいようですねっ☆
そんな中のアナログとはさすがです、、ボクならCDから離れられなくなってるところでしょう(笑)

40年もの間造り続けられてるんですか、ボクよりも年上なんですね^^
ただなめちゃんさんのレポートを拝見していると、なんとなくですがボクに合ってるかも?なんて思っちゃいました。
どうでしょ?(笑)
2010/4/17(土) 午前 8:20 Ãˤ¦¡­«\掠\­
¡­饢\¤\³\ó
ノホホホホ〜(^∀^)
『3美女に囲まれて』・・こんなタイトルでもOKですね(笑

さてさてM44も年代によって向き不向きがあるのでしょーか?
うちの?もそんな顔色をチラチラ覗かせます(汗
ん〜でもって・・・
そろそろ巨匠くまさんにウエイト注文された事と思います(チュドーン!!
2010/4/17(土) 午前 9:46 ¤µ¤֤Á¤ã¤ó
¡­饢\¤\³\ó
うちのノラはCDですが思ったように再生できません・・
へんなエコー感もなく、録音の仕方に不満はないんですが
何か余分な音が付きまとっている感じがして、音を楽しめないんです。

8センチのフルレンジで、へんな付帯感があるって不思議です^^;
2010/4/17(土) 午前 11:34 loverysugichan
¡­饢\¤\³\ó
こんにちは〜

のらちゃんは、一生分儲けたでしょう☆
私も、女性ボーカルが好きですが なめちゃんさんは<美>も
追求するのですねぇ(^^)
2010/4/17(土) 午後 2:12 mpx
Yahoo!\¢\¡ø·¿¡¼
まじまじとレコード盤を見てしまいました。
超久しぶりのことですが、美しいですねぇ〜
スッと延びたアームのほうも機能美に溢れております!!!

いいもんですねぇ〜
すっかり忘れておりました・・・・・

このまま忘れ続けることにします(爆)
2010/4/17(土) 午後 5:59 [ Zジジイ ]

コメント

コメント(2)
No title
こんばんは!!
いつもありがとうございます
ダイアナ・クラール姫はレコード探している時から
妙に気になっていましたが、なかなかポチっとする勇気が
ありませんでした・・・がこれで迷わずポチっとなです
ありがとうございます

リーくん38

2012/05/22 02:28 URL 編集 返信
No title
リーくん38さん、こんばんは♪
これはこれは、旧ブログ記事にコメいただき、ありがとうごさいますヽ(^О^)ノ

ダイアナ嬢、お探しでしたか!!
ダイアナ嬢ならSACDもアマさんで安価入手できますから、ポチっしやすいでしょう。どれか1枚!を挙げるなら「THE LOOK OF LOVE」、次点で「When I look in your eyes」。どちらも、かなりの高音質と、美しいアレンジの楽曲で聴き応えがありますよ\(≧∇≦)/

なめちゃん仙人

2012/05/22 02:39 URL 編集 返信
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