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「デコーディング・コンピューター」の衝撃②♪(アーカイブ)

「デコーディング・コンピューター」の衝撃②♪ 

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前回の記事 『「デコーディング・コンピューター」の衝撃♪』 で、「Wadia2000」に興味をもたれた方のために、「Wadia2000」についての詳細を輸入代理店アクシスのホームページより抜粋してみた。

興味のある方は、ご一読されたし。



ワディア2000の功績

ワディア初のモデル、<2000>には「デコーディング・コンピューター名が付けられました。それにはデジタルオーディオの10年以上も先を見据えた重要な考え方と、それを実現する斬新な様々な技術が盛り込まれていました。
それまでのデジタルの、特にCDの再生音からかつてのアナログレコードからうけるような自然さや音楽の暖かみがどうして得られないのか、熱烈な音楽愛好家であり卓越したデジタルエンジニア集団でもあったワディアは徹底的に究明しようとしました。そして、CDプレーヤーを構成するファクターの中でも最も多大な影響力を持つ部分がデジタル信号をアナログに変換するD/Aコンバーター部分であると指摘し、ゼロから見直すことに着手したのです。そして、現在へと続くいくつかの重要なテクノロジーを見出だしました。

<デジタル/アナログ・フィルターの副作用とその対処>

そのひとつで最も要となったのが、デジタルをアナログに戻すためのフィルターでした。デジタルはもともと連続的な変化であるアナログ信号を、階段状の不連続な信号におきかえたものです。矩形状の階段波には大くの帯域外ノイズが含まれており、それを除く為にデジタルフィルターやアナログフィルターを使い帯域制限をし、結果として階段をなめらかなアナログに復元してやろうというわけです。しかし特にCDプレーヤーで使用されるフィルターには急峻なスロープが要求され、代償として群遅延という時間の乱れとプリシュート/オーバーシュートというインパルス音の前後にノイズが付帯するなどの副作用が生じてしまいます。群遅延は、基音に対する倍音等が時間的な遅れをもつことを意味し、プリシュート/オーバーシュートはパルシブな音を再生するときにその前後に余分なパルスが加わって音を濁します。いずれもデジタルオーディオにおける不自然さの元凶であったのです。そこで、ワディアはまずこのフィルターを排除することを考慮。64倍もの高速でリサンプリング(補間)し64倍密度にすることで階段を十分なめらかにし、帯域外ノイズをオーディオ帯域から遥か離れた2MHz以上に押しやることがきます。そうすれば、オーディオ帯域に害を及ぼす低周波フィルターを不要にすることができるのです。
64倍の高速処理をすると一言でいっても、これは実に大変な作業です。CDの場合、1秒間に4万4千100回のサンプリングですので64倍と言うと、何と282万2千400回。これだけの信号処理ができるのはコンピューターをおいてほかにありません。ワディア2000に搭載されたのは、当時のパソコン100台分にも相当する72MIPSの演算能力をもつDSPという信号処理のためのコンピューターでした。AT&Tが開発したこのDSPは、高速性とフレキシビリティーにおいてワディアの意に最も適ったものだったのです。
DSPはソフトウェアで動かされます。これがワディア2000の「デコーディング・コンピューター」の名の所以です。最初のワディア2000に組み込まれたのは、フレンチカーブと名付けられた補間のアルゴリズム(法則)のソフトウェアでした。これは後にデジマスターと称する改良型にバージョンアップされましたが、これらは例えて言えば、元の字に最も近い滑らかな書体を得るためのパソコン・プリンターのアウトラインフォントのようなものと考えられます。特にデジマスターは、デジタルからフィルターの副作用がなく最も自然に近いアナログが復元できるアルゴリズムとして、最新のパワーDACに至るまで一貫して採用されている優れた方式です。

<ジッター>

今やジッターが音質や臨場感に微妙な影響をおよぼすことが広く知られてきましたが、ワディアは当初から徹底的な対策を講じています。一番大きな問題は、デジタル信号の伝達過程でのジッターの発生。同軸コードで電気的にデジタル伝送を行うとどうしてもこの問題が避けられず、かといって当時もてはやされた光ファイバーでは伝送能力がワディアの要求に満たない。そこで、当時はオーディオ用には高価過ぎ、しかも何倍もオーバースペックですらあったAT&Tの光通信用STリンクを迷わず採用し、この問題をクリア。一方、ジッターは元来CDトランスポートがCDの情報をデジタル信号にする段階から含まれています。これを受けるD/Aコンバーターは、いかに伝送路のジッターを排除しても元を絶たなければその効果は半減します。ワディアでは、PLLからロックロックと称する独自のデジタルPLL、そしてさらには、ワディア9に搭載された入力信号ロック回路のタイムベースコレクション、さらには一元的な管理のクロックリンクなど、D/Aの初段でジッターを根絶する様々なアプローチも同時になされています。

<コンストラクション>

プリント基板は安易に考えられがちですが、デジタル信号は電波のような高周波を扱う以上の配慮を要求します。基板のパターンはインピーダンスもキャパシタンスも無視できないほどのクリティカルさです。基板とそのパターンも一つの部品として扱かわれ、綿密にシミュレーションされた多層基板技術で対処されています。そして、これもしばしば、因果関係を分析する事がたいへん困難で、しかし音への反応がシビアなキャビネット構造の問題。入力部、本体部、各電源部の4つのセパレートキャビネットでおおがかりにシステムアップすることや、64ミリの分厚いアルミブロックを丹念に削り出すという2000や9で採用されたボディーには、基板や部品とキャビネットの電気磁気的な連鎖が引き起こすデジタル信号への影響とジッターの派生の要素を徹底的に解明した結果の確かな答えがあります。

〜アクシスHPより転載〜
 
(コメント2)
 
買えもせぬ者ですが、これを読むと音が聞こえてくるようで苦笑です。
オークションでの価格は魅力的ですねえ^^ 009/3/29(日) 午前 11:05
loverysugichan
Yahoo!\¢\§·¿¡¼
杉ちゃん、こんにちは♪
オークションではだいぶ価格がこなれてきましたからねぇ。
だいたい発売当初価格の十分の一ぐらいでしょうか。相場の10〜15万円の現行CDプレーヤーと比較すると、Wadia2000のほうが数十倍魅力的な音に聴こえます。このクラスの製品になると、「デジタルプレーヤーは最新機種に尽きる」という常識が通用しないようです。
ワディアの技術解説書では常時通電しても、最低20年は劣化しないようなパーツが使われているとか。確かに経年による音質劣化は感じれません。これは凄いことだと思います。
ワディアは一時期経営不振に陥り、製品開発ももっぱらエントリークラスの一体型に傾注、技術の粋を結集した独立型DACはお目にかからなくなって久しいですが、是非またWadia2000のようなオーディオ界に衝撃を与える製品を世に送り出して欲しいものです(^o^)v
2009/3/29(日) 午後 2:13 ¤ʤá¤Á¤ã¤óÀç¿Í

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