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岩清水の如き美音、バッテリー駆動プリアンプ♪(アーカイブ)

岩清水の如き美音、バッテリー駆動プリアンプ♪

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クレルKBLの代替で拙宅システムに加わった新戦力が、マランツのバッテリー駆動型プリアンプ、
SC−5+bb−5 である。

写真上部が本体部のSC−5、下部が松下の12V、3.4Ahという大型鉛シール型バッテリーを2基、
AC駆動用電源、制御用コンピューターを搭載した電源部のbb−5だ。

小生、かねてよりバッテリー駆動(DC駆動)には興味を抱いており、機会があれば導入しようと画策していた。

小生、かつて自作プリアンプを車載用12Vバッテリーで駆動したことがある。
その時は、AC駆動と比較し、格段の静けさに驚いた記憶がある。

しかしながら、自作では限界があり、またバッテリーの質によっても大きく音色が変わるため、
きちんと設計のなされた良質のメーカー製DC駆動プリアンプを探していた。

バッテリー駆動プリアンプの市販品はそれほど多くなく、ガレージメーカー製を除くと新旧製品を含め、
ジェフローランドのコヒレンス(現在、クライテリオン)、テク二クスSU−C7000シリーズ、
ダールジールNHB−18NS、そしてこのSC−5+bb−5ぐらいが名の知れたところであろう。

中でもバッテリー&電源部を完全に別筐体としたモデルは、ジェフとマランツだ(ダールジール少々異なる)。双方とも魅力的なモデルではあるが、予算的な部分と、かつて上杉研究所の上杉佳郎氏が高評価をしていたことから、前々よりマランツ導入を検討してた。

上杉氏はアンプ設計者でもあるオーディオ評論家ということもあり、ことアンプの製品評価に対しては厳格なコメントが多いのだが、その上杉氏が珍しいことにSC−5+bb−5ついては「聴き惚れるほどの音」
と絶賛されていた。

ステレオサウンドNo.113では、『エクセレントコンポーネントの徹底研究』と銘打ち、SC−5+bb−5と対を成すパワーアンプSM−5と合わせて、上杉氏が12ページに及ぶレポートを書いている。

以下は一部抜粋

『そこで聴くことができたのは、安らぎを感じさせる音、刺激感がない音、透明感の高い音・・・・・このわたしが3時間も続けて試聴するなんて前代未聞のこと、5分ぐらいで「わかりましたと」と席を立つこともあります。そういうアンプがこのごろ特に多くなってきました。どんな美人の肌でも、顕微鏡でのぞくならひどいもんですが、最近のアンプは、そんな方向に向かってどんどん走り続けています。』

国産バッテリー駆動プリの名器、テク二クスのSU−C7000は、何度となく試聴した経験がある。
バッテリー駆動らしい濁りのない美しい音ではあったが、全域でエネルギー感に乏しく淡白な表現で、
拙宅導入までには至らなかった。

今回のマランツSC−5+bb−5は、かつて一度聴いたことがあるが、
DC駆動で聴くと、AC駆動時とは全く趣を異にする静謐な音の佇まいで、低音域の伸びも抜群、
全域に渡って音像のエッヂが滲まない表現力に感嘆した記憶がある。

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SC−5+bb−5はスイッチひとつでAC駆動とDC駆動を切り替えることがでる。
AC駆動に切り替えた途端、音場が狭まりヴォーカルや弦の艶やかさが後退、平面的な表現になってしまう。

AC駆動は、一聴、中低域主導型のバランスになるので、元気良く好ましく感じる方もいるかもしれないが、プリアンプ以外の機器のクオリティが高まれば高まるほど、ACの元気さは電源の濁りに過ぎないことに気づくであろう。

DC駆動時の瑞々しい音場の美しさは格別で、その音場空間の広大さ相まって聴くものを魅了してやまない。
また、低域のスケールが豊かになり、一段と深層に向かって伸びをしめすのもDC駆動の特徴だ。

以前、アキュフェーズのクリーン電源ユニット PS−500やCSEのアイソレーション・レギュレーターを
使用して電源環境の向上を試みたことがある。

確かにSN比が改善、音場の透明度があがり一定の効果は認められたものの、それはやはりACを整流しての結果に過ぎず、DC駆動は効果の次元が異なるものだ。

例えるなら、前述の電源システムで得られるのは、荒川下流の汚濁した水を特殊フィルターでろ過した飲料水、DC駆動で得られるのは、南アルプス奥山の源流より流れ出でる天然の岩清水、といった感じであろうか。

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クレルKBLのコクや濃密な表現の魅力とは異なるものの、
SC−5+bb−5のもつ余韻の美しさ、艶やかで柔和な表現は、KBLに勝るとも劣らない魅力的な音色だ。

今後は設置方法やケーブル類、ソフトとの適合性などを探っていきたい。

特に、現状、bb−5の上にSC−5を重ね置きしているという百害あって一利なし的な状態なので、
早急に設置法の改善を試みたい。

SC−5+bb−5の導入、K2登攀の大きな武器になりそうな感触を得ることができた。
今後がますます楽しみである。

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