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孤高のプリ、ミスター・ストイック♪(アーカイブ)

孤高のプリ、ミスター・ストイック♪

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Yahoo!オークションに出品していたプリアンプ、ラックスマンC−06αだが、
おかげさまで希望落札価格にて落札していただいた。

落札者の方は、以前よりペアとなるフォノイコライザーE−06αを所有しており、
ベストカップリングとなるC−06αの上物を探されていたそうである。

なんでも、このたびオープンするジャズバーにて使用されるとのこと、
C−06αも大いなる活躍の場を得て、さぞ満足であろう。
小生も安心して嫁に送り出せるというものだ。

さて、気分が良くなると、またまた湧いてくるのが、慢性プリアンプ依存症候群だ。

今回導入したのは、小生の「一度は使ってみたい懐かしのプリアンプ、ベストテン」の中に入っていた
米国、AR(アコースティック・リサーチ)の「Limited Model2 」だ。

古くからオーディオをやられている方なら、AR=スピーカーメーカーの代表、みたいに思われるだろう。

ARの誕生は、1955年アメリカで、当時としては革命的なアコースティックサスペンション方式により、
今日のブックシェルフ型スピーカーの原点となったスピーカー「AR1」を完成さた
スピーカーメーカーの名門である。

60〜70年代では名機「AR3」が世界的にヒット、ブックシェルフ型スピーカーの確固たる地位を築いた。
しかしながら、80年以降、製品開発の中心はカーステレオに移行したため、
本格的オーディオの世界からは姿を消してしまった。

そんなARが、1994年、突如としてリミテッドシリーズなる本格的なセパーレートアンプ群を発表した。
「Limited Model2 」は、そのリミテッド・シリーズの中核をなすプリアンプだ。

当時、取扱代理店(ジェンセン・ジャパン・インク)が、あまり積極的に販促活動を行わなかったため、
マークレビンソンやクレル、ゴールドムンドのようにオーディオ市場の表舞台を賑わすことはなく、
大きくとりあげるオーディオ評論家やオーディオ誌もほとんどいなかった。

そんな中、一部のオーディオ評論家や、コアなオーディオファイルには熱烈な支持を得ていた。

アンプ設計者でもある上杉佳郎氏も「中の基盤や配線の処理が物凄くきれいで、プロ中のプロの仕事」と
絶賛されていた。
そういえば、オーディオ・ベーシック誌の編集長、金城氏も愛用していたと記憶している。

小生も当時より気にはなっていたのだが、残念ながら一度も聴く機会がなかった。
以降、「一度は使ってみたい懐かしのプリアンプ、ベストテン」に登録され、オークションやショップ等
折にふれ探してはいたが、なかなか出会う事はなかった。
今回、たまたま縁あって、「Limited Model2 」を拙宅に向かい入れることができたのだ。

まず、その外観。 ストイックである。 ミスター・ストイックだ!

無駄な虚飾を一切排したシンプル極まりない意匠、まさに機能美の塊ともいえよう。

以前、マークレビンソンML−10A導入の記事で、「鍛え抜かれたアスリートの肉体を彷彿とさせるような」とか「無駄な贅肉を一切省いた筐体デザインは、「美しい」の一言」という表現をしたが、このLimited Model2 にも当てはまる事だ。

リミテッドシリーズは、前述の上杉氏が言うように、スピーカー名門のARが始めて作り上げたアンプ群
にもかかわらず、抜群の完成度を誇った。
これには訳がある。

実は、あのチェロ社が全面的に技術バックアップをしていたのだ。

プリアンプのキーパーツとなるボリュームのアッテネーターなど、若干のパーツの違いはあれど
チェロのEncore 1MΩ搭載の超高性能アッテネーターに瓜二つなのだ。

4層58ステップのハンドメイド・アッテネーターには、超高精度のデール製抵抗が使われており、
その他のパーツも当時で考える得る最良の超高級パーツが使われている。
あるオーディオ誌で、「異常に安すぎるアンプだ!価格(65万円)が信じられないほど中身が濃い」
と評されたのも頷ける。

その音は、というと、これも何となくチェロ社の香りがする音色だ。
色づけがないストレートな再現性、どの帯域にも強調感のない無色透明の音質傾向だが、
その中に僅かだが、フワッと漂う甘い芳香が、ヴォーカルやヴァイオリンの美しい旋律を更に惹きたてる。

マークレビンソンML−10Aのような、ぶ厚く濃密でエネルギッシュな再生、という方向性とは異なるが、
これも一つの頂点の音かもしれない。

見た目はストイックだが、音色は妖艶といえよう。

ただ一つ、気がかりなのは、小生がベストとする音量が、58ステップのアッテネーターではジャストにし難い点だ。
ラックスマン同様、クリックが伴うボリュームのため、微細な音量調整ができないのだ。

これは、アッテネーターの宿命、致し方ないのだが。。。
再現される音質、音色が素晴らしいだけに、この点だけが残念である。

いずれにしても、小生の慢性プリアンプ依存症候群、当分治まりそうも無いようだ。
 

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